キングドミノオリジンズ / Kingdomino Origins

原始時代が舞台となった、『キングドミノ』の新シリーズ！

2017年ドイツ年間ゲーム大賞『キングドミノ』の新シリーズです。

『キングドミノ』では王国を作りますが、『キングドミノオリジンズ』は原始時代が舞台となり、自分の部族にとって快適な縄張りを作ります。

ベースとなるルールは『キングドミノ』ながら、３つのゲームモードで遊ぶことができ、戦略性がほどよくアップしています。
＜発見モード＞→＜トーテムモード＞→＜部族モード＞の順に遊ぶと、わかりやすくおすすめです。

資源となるマンモスやキノコ等の可愛い木製コマも魅力です。

遊び方・ルール

＜基本のルール＞

同じ地形のドミノをつなげて5×5の縄張りを作り、「快適点（得点）」を多く獲得して、部族にとって快適な縄張りを作りましょう。
（5×5で作ることができなかった場合は、縄張りは未完成となります。）

それぞれの族長コマと、スタートタイルです。スタートタイルは自分の前に置きます。

自分の番では
・ドミノを自分の縄張りに配置
・新しいドミノを選ぶ（族長コマを置く）
を行います。

新しいタイルを出すときは、数字の面を上から数字の小さい順に並べ、それから表向きにします。

新しいタイルを選ぶ順番は、一番上のドミノに自分の族長コマがある人からです。

ドミノををつなげる時は、最低1つは同じ地形に接するように置きます。
（スタートタイルはどの地形でもつなげることができます）

＜発見モード＞

『キングドミノ』の「王冠」の役割が、『キングドミノオリジンズ』では「炎」です。
「つながっている同じ地形のマス数」×「その地域にある炎（シンボル又はトークン）の数」が快適点（得点）となります。

火山のタイルを自分の縄張りに配置したら、すぐに「炎トークン」を手に入れ、ルールに従って「炎」を地形に配置します。
・火口が1つの火山→炎1のトークンを手に入れる→3マス先まで配置
・火口が2つの火山→炎2のトークンを手に入れる→2マス先まで配置
・火口が3つの火山→炎3のトークンを手に入れる→1マス先まで配置

「炎トークン」や「炎シンボル」のないタイルに配置します。斜めにも進むことができます。

最後のタイルを配置したら、各地域の快適点を合計して、最も高かった人の勝ちです。
（火山自体は点数になりません。炎がない地域も点数になりません。）

＜トーテムモード＞

＜発見モード＞を基本にして遊び、資源コマ（マンモス、魚、キノコ、火打ち石）とトーテムタイルを追加で使用します。
ゲーム終了時、＜発見モード＞の総快適点に、自分の縄張りにある資源コマは1個1点として、手元にあるトーテムタイルの数字は得点として加算されます。

場に4枚ドミノを出した時、白いアウトラインの資源シンボルが記されていたら、その上に同じ種類の資源コマを置きます。

自分の縄張りにドミノを配置する時は、資源コマが乗った状態で手元に運びます。

縄張りに配置した時、ある資源を単独で誰よりも多く持っていたら、その資源のトーテムタイルを手に入れます（都度都度、移動します）。

資源コマを置いていたドミノに炎トークンを置かなければならないことになったら、その資源コマは破壊されます。炎に気をつけましょう。

得点は＜発見モード＞の快適点の合計得点に、資源コマ、トーテムタイルの追加点を加えて計算します。

＜部族モード＞

＜発見モード＞を基本にして遊び、資源コマ（トーテムタイルは使わない）、洞窟ボード、穴居人タイルを追加で使用します。
ゲーム終了時、＜発見モード＞の総快適点に、穴居人によってもたらされた点が加算されます。

資源コマは＜トーテムモード＞と同じく、対応するドミノの上に置いておきます。

洞窟ボード。穴居人タイルをよく混ぜ山にして左端に積み、右側に4枚表にして並べます。

通常自分の番で行う、
・ドミノを自分の縄張りに配置
・新しいドミノを選ぶ（族長コマを置く）
に加え、
・穴居人タイルを手に入れる
ことも可能です。

穴居人タイルを手に入れる方法は2パターンあり、

・自分のドミノ上の異なる種類の資源コマを2個払って表向きのタイルを1枚とる

・自分のドミノ上の異なる種類の資源コマを4個払って、裏向きの山から好きなタイルを1枚とる

です。

手に入れた穴居人タイルは、自分の縄張りの好きな場所に配置します。 （ただし、炎シンボル、炎トークン、資源コマがない場所。炎トークンのある場所に置いてしまうと穴居人は破壊されます。）

穴居人タイルには「狩人／採集人」と「戦士」があります。
「狩人／採集人」はそのタイルの周囲8カ所にある資源が点数になり、「戦士」はグループになるとより高い点数をもたらします。

得点は＜発見モード＞の快適点の合計得点に、穴居人からもたらされた点数を加えて計算します。

対象年齢	8歳~
プレイ人数	2~4人
プレイ時間	25分
ゲームデザイン	ブルーノ・カタラ / Bruno Cathala
メーカー	テンデイズゲームズ（日本語版）

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